The World of Organic Agriculture 2019

2019年2月13日、FiblとIFOAM-Organics Internationalは、年次刊行物である「The World of Organic Agriculture Statistics and Emerging Trends 2019」を発表しました。

世界全体の2017年有機圃場(転換期間中を含む)は、約6980万ヘクタール(前年比、20%増)、有機食品市場は約970億USドル(現在のレートで換算すると、約10.7兆円、前年比、4.7%増)でした。

有機圃場の増加は世界最大の有機圃場面積があるオーストラリアの伸びが著しく、他の国でも大きく伸びたところがありました(中国、アルゼンチン、ロシア、インド)。世界の有機圃場は全体耕作面積のうち、1.4%を占めます。参考までに、オーストラリアの有機圃場の97%は牧草地です。

ダウンロードサイト(英語)

https://shop.fibl.org/CHde/mwdownloads/download/link/id/1202/?ref=1

オーガニックフォトコンテスト

有機農業の日(12月8日)は、「有機農業を推進に関する法律」が国会で成立して10年を祝って制定された日です。全国で色々なイベントが予定されますが、その一つにオーガニックフォトコンテストがあります。

詳しくは、下記のアドレスで御覧ください。世界のどなたでも応募可能とのことです。

【終了】みんなのオーガニックフォトコンテスト

 

「政策立案者が有機農業を支援すべき理由と方法」

IFOAM-Organics Internationalは、Organic 3.0にあるように、中央、地方に関わらず政府が有機農業支援政策を進めることは、持続可能な社会や環境を実現するための重要な方策の一つと考え、Global Policy Toolkitという政策立案者を支援するための有機農業を進めるための補助資料を用意しています。
この中には、245ページのメインレポートがあり、その他にも立案担当者が応用できるプレゼン用の資料や支援政策のひな型なども含まれています。このなかに日本の政策立案者が参考にしたり、活用したりできる情報もあり、IFOAMジャパンとして紹介させていただきます。
上記の情報は全て英語ですが、全体の概観がわかるスライド資料があり、IFOAMジャパンで日本語訳をさせていただきました。ご興味がある方は、下記のリンクを御覧ください。
GPT_政策立案者が有機農業を支援すべき理由と方法
また、Global Policy Toolkit全般も含めて、この件にご興味があり、ご不明点等あれば、当法人のページからお問い合わせいただくか、organic@ifoam-japan.netまでご連絡ください。

有機農業と地域振興を考える自治体ネットワーク準備会合

2018年11月20日(火)に農林水産省が「有機農業と地域振興を考える自治体ネットワーク準備会合」を実施します。
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/kankyo/181101.html

有機農業に取り組む地方自治体が、日本で少しずつですが増えてきて、自治体同志が協議会を作るなどの動きが出てきています。全国的にネットワーク組織を作る流れも出てきています。

アジアに目を向けるとフィリピンや中国でもこういった有機農業に取り組む地方自治体のネットワークがあるようです。

(追記)上記、会合の概要は農林水産省のHPで報告されています。次回の会合は2019年の上半期に実施予定です。

CSA

日本有機農業学会の第6回 農業と環境の持続性に関する研究会でCSA(Community Supported Agriculture)に関する話合い「足元からの農業と市民生活の再生」が9月17日にあります。

ご興味がある方はHPをご覧下さい。

 

オーガニックライフスタイルExpoに出展します

国際オーガニックExpoに続き、IFOAMジャパンはオーガニックライフスタイルExpoにも出展します。テーマは、「オーガニック3.0を推進する~持続可能な開発目標SDGsの実現に向けて」です。オーガニック3.0IFOAM Organics-Internationalが提唱するオーガニックを広げ、深めるための指針です。

IFOAMジャパンの小間番号は141→16(変更になりました)です。お立ち寄りください。

オーガニックライフスタイルEXPO

期日:2018年9月22日(土)、23日(日) 10:00~17:00

場所:東京国際フォーラム Eホール

HP: https://ofj.or.jp/

国際オーガニックExpoに出展します

IFOAMジャパンは国際オーガニックExpoに出展します。ブース番号はOG-24です。

期間: 2018年8月30日(木)〜9月1日(土) 10:00〜17:00

場所:パシフィコ横浜

8月31日は当会の他の行事の関係でスタッフがアテンドできるか不透明ですが、他の日はアテンドできる予定です。皆様とお話しできるのを楽しみにしています。

国際オーガニックEXPO HP

IFOAM世界大会・総会報告会 「広がる、深まるオーガニック」の開催のお知らせ

IFOAM世界大会・総会報告会
「広がる、深まるオーガニック」~IFOAM総会報告、世界のオーガニックを考える~

2017年11月にインドのニューデリー及びグレーター・ノイダで、IFOAM Organic International.が世界大会(Organic World Congress)及び総会(General Assembly)が開催されました。これらの大会では、IFOAMを中心とする世界の有機業界の多くのことが決定されました。それらは今後、各国の基準に影響を与えることになってくるでしょう。

また世界80か国以上から多数の参加者があり、それぞれの状況や情報を共有し合ったり、様々なテーマについて議論し、世界のトレンドを肌で感じることができます。

今回の報告会ではこのことを中心にしつつも、次回の開催地であるフランスでの有機の広がり、最近のアメリカ視察に行った理事からの報告を通して、次回のIFOAM世界大会・総会へのつながりや、今後の広がりについて考える契機になればと思い、開催させて頂きます。

 

1. 日時  2018年4月19日(木)13:00~17:00

2. 会場  中央区立環境情報センター 第2研修室

〒104-0031 東京都中央区京橋三丁目1番1号 東京スクエアガーデン6階

https://eic-chuo.jp/access/

3. プログラム:

 

13:30~14:15

2017IFOAM世界大会・総会報告、世界の有機トレンド報告

高橋 俊彰(IFOAM JAPAN理事長)

~2017年インド・デリーで行われたIFOAM世界大会・総会の報告と近日発行されたThe World of Organic Agriculture等から世界の有機農業の近年の傾向、ニュースなどを紹介します~

 

14:15~15:00

【記念講演】(仮)リビングマルチについて ~OFIA受賞記念~

内野 宙 様 (()農研機構)

~IFOAM世界大会においてOFIA(Organic Farming Innovation Award:革新的な有機農業技術賞)を受賞した内野様に、その内容などの講演をお願いしています~

 

15:00~15:20 休憩

 

15:20~16:05

【事例報告】(仮)アメリカでの有機ツアーに参加して

後藤 和明(IFOAMジャパン理事、㈱すいてん代表取締役)

 

16:05~16:45

【事例報告】(仮)フランスの産消提携と有機事情

徳江 倫明(IFOAMジャパン副理事、一般)フードトラストプロジェクト 代表理事)

 

4. 参加費 1,000円(税込)/1名

案内&申込書はこちら⇒ IFOAM世界大会報告会案内

 

The World of Organic Agriculture

Fibl(スイスの有機農業研究機関)とIFOAM-Organics Internationalは、2018年2月14日、年次刊行物であるThe World of Organic Agricultureを発行しました。これは世界の国、地域から集められたデータを収集、分析し動向をまとめたものです。2017年は終わったばかりなので、最新のデータはほぼ2016年の数字がベースになっています。

(さらに…)